12年クライミングスクール
2012.9.5 9月1,2日、長野県の小川山および廻り目平キャンプ場において、今年度の市岳連クライミングスクールの卒業講習会および修了式が開かれました。参加者は講習生12名、指導者5名、サポーター11名の計28名で、それに加えて、市岳連松永会長、役員の鷲山、久保田両氏が参加致しました。
実技講習は、主にガマスラブで5ピッチのマルチピッチクライミングを行いました。11パーティに分かれての連続クライミングとなって、ルートが非常に混み合いましたが、幸い、他のグループがいなかったので、充分な講習ができました。講習生の皆さんは一段とレベルアップし、サポーターの方々にもいい刺激を与えたようでした。
1日の夕方からは、修了式が行われ、松永会長から講習生に修了証書が授与されました。そのあとは懇親会となり、大いに盛り上がりました。
講習生の皆さんには、今後、市岳連所属のいずれかの山岳会に入会して、このスクールで身につけた基本を更に磨き上げ、すばらしいクライミングを実践していってほしいと思います。
2012.8.30
アルパインクライミングスクール第5回実技講習会(Bチーム)
8月26日、標記の講習会が、Aチームに1週間遅れて、同じ三ツ峠の岩場で開かれました。参加者は、指導者1名、サポーター5名、講習生4名の計10名で、本講習会第1期生のシニアサポーター3名がリードして各ルートを登りました。
今年の講習生も、皆上達著しく、問題なく各ルートを登っていましたが、先輩たちがリードする様子を見て、来年は自分たちが教える立場にならねばならないという気構えも培ってくれているようでした。
講習の最後は、今回も「だいこんおろし」のルートを全員で楽しみました。
次はいよいよ、小川山での卒業講習です。
2012.8.24
アルパインクライミングスクール第5回実技講習会
市岳連アルパインクライミングスクール第5回実技講習会が、8月19日、三ツ峠の岩場で実施されました。今回の講習は、講習生の半分、Aチームを対象としたもので、講習生6名、指導者4名、サポーター7名が参加しました。
講習は、全体を7パーティに分け、それぞれ別々のルートから5ピッチほどのクライミングを行い、最後は「だいこんおろし」をほぼ全員でトライしました。そのあと、懸垂下降3ピッチで取り付き点に戻りました。
講習生の皆さん全員上達し、マルチピッチのクライミング、ロープワークともに安心できるレベルになって来ました。
8月26日には、講習生の残り半分、Bチーム13名が同じ講習を行います。
2012.7.5
アルパインクライミングスクール第4回実技講習会
市岳連アルパインクライミングスクール第4回実技講習会が、6月30日(土)、7月1日(日)の二日間、伊豆城山の岩場で実施されました。参加者は、講習生12名、指導者4名、サポーター13名の計29名です。
今回のテーマはマルチピッチのクライミングです。南壁スラブから西南カンテ1Pを経て、ちょっと怖いトラバース、そのあと正面壁2Pの合計5Pの岩登りをしました。壁の上からは、50m2回の空中懸垂を交える下降後、南壁スラブ25mを下降、計3回の懸垂下降で取り付き点に戻りました。
講習生は、これまでの練習の成果が出て、問題なく各ピッチをこなしていました。サポーターの皆さんも安定したリードクライミングをしていました。
2012.6.16
アルパインクライミングスクール第3回実技講習会
市岳連アルパインクライミングスクールの第3回実技講習会が、6月10日(日)、西湖北岸、十二ヶ岳の岩場で実施されました。参加者は、講習生7名、指導者2名、サポーター8名の、計17名です。
当日は雨が少しぱらついたりしましたが、岩場のコンディションは概ねよい状態でした。前回の立岩とは岩質が違って、ここはスラブが主体のため、講習生の皆さんは、最初とまどったようでしたが、そのうちにこの岩質にも慣れ、皆、積極的にクライミングに取り組んでいました。
今回の講習では、マルチピッチの基本を学ぶことを目的とし、左壁と中央壁で2ピッチのクライミングを行いました。また、懸垂下降も繰り返し練習し、安全確認やその他の動作もスムーズにできるようになってきました。
次回は、伊豆の城山で5ピッチのクライミングを行う予定です。
2012年5月16日
アルパインクライミングスクール第2回実技講習会
市岳連アルパインクライミングスクールの第2回実技講習会が、5月13日、新所原の立岩で実施されました。
講習には、今年度の講習生13名(全員)とサポーター9名、講師2名の、計24名が参加しました。午前中は、3班に分かれた講習生にサポーターが2名ずつ付き、サポーターがお手本でリードしたところを講習生がトップロープで登るという形で、3本のルートを交代で登りました。そのあとは、講習生同士でのビレイの練習と壁の上部からの懸垂下降です。
午後は、8パーティに分かれ、ダブルロープを使って、サポーターがリード、講習生がフォローするというアルパインクライミングシステムでの練習を、西の壁と正面壁に分散して行いました。
この講習会では、講習生を育てるだけでなく、サポーターをリードクライマーに育てることにも力を入れています。講習生、サポーター、ともにやる気満々で頼もしい限りでした。
2012年4月14日 | ||||
アルパインクライミングスクール開校式
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4月10日、19時から、静岡市駿河区の「きてこ」において、今年度の静岡市アルパインクライミングスクール開校式が開かれました。 このスクールについては、本HPでも募集のお知らせをかねてより行ってきましたが、今年度は定員10名のところに20 名近くの応募がありました。その中から、最終的に13名が受講生となり、本日の開校式となったものです。 開校式では、市岳連松永会長の挨拶のあと、講師・サポーターの紹介、講習生の自己紹介が行われました。サポーターとは、講師の補佐に当たる役で、昨年度までのスクール修了生の中から選ばれています。教えられる立場から教える立場へ移行することで、サポーター自身もよりレベルアップをめざすことになります。 講習生の経歴は様々で、全くの初心者から、既にある程度以上のクライミング経験を持つ人までいましたが、皆、これからの活動に期待をふくらませていました。 スクールの活動については、これからもその都度お知らせしていきますが、年間の活動計画を下に掲載しましたので、こちらもごらんください。
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2012年4月3日 | ||||
アルパインクライミングスクールリーダー研修会
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4月1日、新所原立岩において、静岡市山岳連盟2012アルパインクライミングスクールのリーダー研修会が開かれました。今年度の同スクールについては、すでに募集のご案内をしており、第1回スクールに向けて準備が進められています。今回の研修会は、このスクールで講師・サポーターを務める指導者たちの研修会として開催したものです。 講師・サポーター合わせて16名が参加し、各自の技術を互いに確認するとともに、スクールにおいての安全管理と指導方法の統一を図りました。 今回は特に、懸垂下降時のロープ結束方法の変更に伴う問題点の検証を重点的に行い、新方式の安全性を全員で確認しました。 今年度、新しくスクールに参加する皆さん、第1回スクールをお楽しみに。 |
2012年4月21日
クライミングスクール第1回実技講習会が開かれました。
4月15日(日)、静岡市の北部体育館において、市岳連2012年アルパインクライミングスクール第1回実技講習会が開かれました。当日は、講習生9名、指導者3名、サポーター5名の、計17名が参加し、ロープワークの基本を学びました。 午前中はまずロープワークの重要性について講義が行われ、午後はいよいよノースウォール(北部体育館の人工壁)で実技講習です。初めての実技講習なので、トップロープをセットしてのクライミングとそのビレイ方法、セルフビレイの取り方や懸垂下降のセット方法、そして実際の懸垂下降や各場面での確認のための声かけなど、大切な基本動作を繰り返し、繰り返し、みっちり練習しました。 |
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