14年クライミングスクール

2014.9.11
クライミングスクール卒業山行「小川山クライミング&キャンプ」実施

 9/6(土)、7(日)の二日間、小川山廻り目平で、標記の行事が゛実施され、講習生6名、指導者7名、サポーター12名、計26名が参加しました。
 6日は、卒業試験として、ガマルート5Pを6パーティに分かれて登りました。各パーティとも、新サポーターがリードし、講習生がセカンドとなり、指導者あるいはシニアサポーターがマンツーマンで付き、細かな指導をしながら、全パーティが終了点まで達しました。
 終了点からは、廻り目平一帯の岩場とキャンプ場が見渡せ、皆さん、その景観とロケーションに感激していました。
 その後、50mのダブルロープいっぱいの懸垂で下りました。
 夕方からはキャンプの用意で、5時からは卒業式が行われました。市岳連松永会長から、一人一人に修了証が手渡され、講習生からは感想と、今後への抱負が述べられました。
 乾杯の後は、にぎやかなパーティに。今年の講習生には、セミプロの歌手など、芸達者な人が多く、大いに盛り上がりました。
 10/4(土),5(日)には、同じ小川山で恒例の「ウェルカムクライミングキャンプ」が行われます。




2014.8.29
クライミングスクール第5回実技講習会実施


 8月24日(日)、山梨県三ツ峠の岩場で、標記講習会が開かれました。参加者は、講習生5名、指導者6名、サポーター8名の計19名で、当日は天候も良く、富士山を正面に眺めながらマルチピッチのクライミングを行いました。
 講習は、新サポーターがリードし、セカンドに講習生と指導者がついて細かな指示を行うという形で、7パーティに分かれました。三ツ峠はルートが多いので、講習生のレベルに合わせたルートを選び、快適なクライミングができました。最後は、上部の「ダイコンオロシ」を全員で登って締めくくりました。
 次は、9月6,7、卒業クライミングが小川山で行われます。




2014.7.11
クライミングスクール第4回実技講習会実施


 標記講習会が、7月6日、伊豆城山南壁で実施され、講習生6名、指導者6名、サポーター14名の計26名が参加しました。
 当日は3人ずつの7パーティを編成しました。どのパーティも講習生をミッテルに挟み、トップを昨年スクールを卒業した新サポーターが担当し、指導者やシニアサポーターがラストで全体の確認をしながら登るという形態をとりました。
 最初は南壁下部のスラブルートを1ピッチ登り、そこからトラバースして西南カンテルートに入りました。西南カンテが4ピッチなので、合わせて5ピッチのマルチピッチクライミングになりました。下降は、50m2回と30m1回の懸垂下降で取り付きテンに戻りました。
 当日は多くのパーティが入っていたので、スタートから終了まで5時間も掛かってしまいましたが、充実したクライミングとなりました。



2014.6.11
クライミングスクール第3回実技講習会(補講)実施


 標記講習会が、6月8日開かれました。これは、6月1日の講習会に参加できなかった講習生のために企画されたもので、場所も同じ十二ヶ岳の岩場で行われ、講習生4名、指導者2名、サポーター4名の計10名が参加しました。
 講習内容も本講習と同じで、基本の復習とスラブ壁での、フリクションを利かせてのマルチピッチクライミングの練習を行いました。
 前日の雨で壁は悪条件でしたが、何とか乾いた所を探して、全員が2ピッチのクライミングを行いました。
 次は7月、城山で5ピッチのクライミングを行います。



2014.6.3
クライミングスクール第3回実技講習会実施


 6月1日、市岳連主催の標記講習会が、西湖のほとり、十二ヶ岳の岩場で開かれました。今回のテーマは、スラブの岩場での、フリクションを利かせたクライミング、終了点でのセルフビレイ、懸垂下降の練習などです。講師・指導者5名、サポーター13名、講習生3名の計21名が参加しました。
 基本練習の後、4パーティに分かれ、昨年度の卒業生がリーダーとなってセカンドに新講習生、それに指導者あるいはシニアのサポーターが付き、3名のチームで2ピッチのクライミングを行いました。
 昨年度卒業のサポーターも充分リードのできる技術になっています。また、女性のサポーターも積極的にリードを行うようになってきました。




2014.5.14

クライミングスクール第2回実技講習会実施


 標記講習会が、5月11日、新所原「立岩」で実施され、講習生5名、指導者5名、サポーター11名の計21名が参加しました。
 今回は初めての外岩講習です。全般的な注意事項の後、午前中はトップロープのセットやトップロープでのクライミング、懸垂下降のセットや安全確認の方法などを学びました。
 山頂で昼食の後、午後は、リードクライミングのビレイ、セカンドでのクライミング、ヌンチャクの回収や終了点での作業など、基本事項を繰り返し練習しました。
 講習生達からは、このスクールに入って良かったという声がたくさん聞かれました。



2014.5.2
クライミングスクール第1回実技講習会実施


 標記講習会が、4月20日、静岡市北部体育館の人工壁「ノースウォール」で開催されました。参加者は、講習生2名に加えて、指導者2名、サポーター13名の計17名でした。
 講習内容は、クライミングギアの正しい装着方法、各種のロープ結び、終了点でのロープ、カラビナのセット方法、平地での懸垂下降システムの練習、トップロープでのクライミングや確保の方法などです。
 今年も、サポーターが自身の復習をかねて、熱心に指導してくれました。
 来月は、新所原の「立岩」で、第2回講習を行います。



2014.5.2
クライミングスクール開校式実施


 今年度の市岳連主催アルパインクライミングスクール開校式が、4月15日19:00、静岡市駿河区の「来てこ」で実施されました。今年は講習生が3名と少なく、残念ですが、市岳連松永会長、指導者4名、サポーター14名、計22名が参加して開かれました。
 講習生3名のうち、2名は女性です。指導者たちの方が数が多いこともあって、講習生皆さん、最初は気後れしているようで硬い表情でしたが、サポーター達が講習生の中へ積極的に入って行ってくれたため、次第に和やかな雰囲気になってきました。
 今年は、この3名でスクールが始まりますが、引き続き講習生を募集していきます。興味のある方は、途中からでもご参加ください。


2014.4.2
クライミングスクール受講生募集ー再掲ー


 市岳連が主催している標題のスクールについては、2月17日付けで募集のお知らせをしておりますが、今年は募集枠にまだ若干の余裕があるということです。例年、早い時期に定員がいっぱいになってしまうので、あきらめていらっしゃる方もあろうかと思います。関心がおありの方は、下記2月17日付けの案内をご覧の上早めにお申し込みください。4月15日には、第1回説明会が開かれます。


2014.3.14
クライミングスクールリーダー研修会実施


 来年度のアルパインクライミングスクールについては、既に募集のお知らせをしていますが、3月9日、新所原の立岩において、このスクールに向けてのリーダー研修会が実施されました。
 参加者は、指導者6名、シニアサポーター7名、新サポーター8名の計21名で、スクールにおける安全管理、技術指導、新しい道具の取り扱いなどを中心に、約7時間をかけて、みっちりと研修しました。
 新サポーターは、昨年度の講習生です。今度は教える立場になるということで、熱心に研修を受けていました。皆、リードクライミングが不安なくできるレベルに達しています。シニアサポーターの方は、積極的に冬のバリエーションルートにも入り始めていて、将来が楽しみな人材に育ってきています。
 今年はどんな人たちが講習生として参加するのでしょうか。楽しみです。



2014.2.17
2014年度アルパインクライミングスクールのお知らせ


 静岡市山岳連盟主催のアルパインクライミングスクールが来年度も実施されます。本スクールは、アルパインクライミングの基礎を体系的に身につけていただくために行うもので、ロープワークの基本から始まり、室内壁でのクライミング、実際の岩場でのマルチピッチの登攀まで、4月から9月までの半年間に渡って継続して行われます。
 対象は、県内に居住あるいは勤務する、45歳までの、アルパインクライミングに興味のある人ですが、併せて、スクール終了後に静岡市山岳連盟所属の各山岳会に入会する意志を持っていることを条件としています。
 アルパインクライミングは危険要素を持つ行為のため、一人ではなかなか正しく身につけて行くことができませんが、本スクールを通じて、毎年多くのクライマーが育ち、市岳連所属の各山岳会ですばらしいクライミング体験を積み重ねています。


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