12年度登山情報

2012.12.27
山下泰裕氏講演会ー「人生の金メダルを目指して」ー

 静岡市体育協会主催の標記講演会が、1月23日、「しずぎんホール“ユーフォニア”」で開かれます。皆さんぜひご来場ください。聴講は無料ですが、入場整理券が必要です。希望者が定員になり次第締め切られますので、お早めにお申し込みください。
 整理券の入手方法、その他詳細は別紙をご覧ください。
 なお、市岳連所属山岳会会員の方は、市岳連としてまとめて申し込みいたしますので、各会事務担当者にお申し出ください。各会から市岳連への申し込み締め切りは1月5日です。こちらも早めにお申し出ください。
 各会事務担当者の方には、市岳連会長から、既に別途連絡が行っているはずですが、会員からの申し込みをとりまとめ、1月5日までに、市岳連会長宛に所定の方法でご連絡ください。


2012.11.13
沢口山行方不明者情報提供のお願い


 さる10月18日、寸又峡温泉の沢口山において、静岡市在住の下記の女性が、単独で登った後、行方不明となりました。新聞等でも報道され、その後、警察および静岡市山岳連盟が数次にわたって捜索を行いました。現在も関係者による捜索が継続中ですが、未だ発見されておりません。この方面へお出でになった方で、何らかの情報をお持ちの方、あるいは今後お気づきの点があった方は、下記連絡先にぜひ情報をご提供下さい。

 場 所 寸又峡温泉沢口山
 日 時 平成24年10 月18日午前10時30分ころ、山頂からの電話連絡を最後に行方不明となる。
 氏 名 山下真喜子さん(31歳)
 住 所 静岡市駿河区小鹿
 特 徴 身長175cm、面長の顔立ち、髪は肩まで。当日の服装は白のセーターに黒のズボン、キャラバンシューズ。
 足取り 17日 「1泊2日で山に登る。」と言い、家を出る。電車、バス利用で寸又峡温泉着、旅館「山湯館」に宿泊。
      18日 午前8時過ぎにチェックアウト。「沢口山に登る。小雨なので大丈夫。」と言って出発。このとき、昼食は頼んでいない。
          10時28分、本人から姉の携帯に、「頂上に着いた」という内容の写真付きメールが送られたが、以後行方不明となった。

※沢口山到着の時間が10時28分ということから考えて、その後の行動範囲はある程度の広がりが想定されます。沢口山の山中だけでなく、山麓や周囲の山々も含 めて、何らかの情報をお持ちの方は、ぜひ下記連絡先にご提供ください。

 情報連絡先    静岡市山岳連盟(静岡市葵区与一五丁目19-27)  松永義夫方      電話   054-271-1113   メール                                                          



2012.10.23
こども登山教室実施


 静岡市山岳連盟主催のこども登山教室が実施されました。この教室は昨年に続き、2回目になります。教室は2回シリーズで、1回目は9月23日、静岡市郊外の牛ヶ峰で行い、20人のこどもたちが参加しました。2回目は10月13,14日、1泊2日の日程で、初日は富士山麓の御殿庭を歩き、2日目は愛鷹山塊の越前岳に登りました。こちらの参加者は22人です。宿泊は「富士山麓高校生山の村」で、夜はキャンプファイヤーで大いに盛り上がりました。こどもたちの指導には、市岳連所属山岳会のベテランが7名ずつで当たりました。
 1回目はあいにくの雨模様でしたが、2回目は晴天に恵まれ、さわやかな秋の山を、皆さん楽しんでくれました。参加したこどもたちがますます山好きになってくれることを期待しています。




2012.9.14
百万人の山と自然「安全のための知識と技術」ー実技講座のお知らせー


 日本山岳ガイド協会主催の標記講座については、8月24日付けでお知らせしましたが、本講座に、実技講座も加わることになったそうです。県西部の小笠山で、読図の講習が実施されます。関心のある方は、別紙要項をご覧の上、お申し込みください。


2012.9.11
十枚山登山道の状況


 安倍奥の十枚山登山道で、道間違いから沢筋へ入り込むかけたという事例がありました。場所は十枚山登山道の下から2番目の水場で、8月中旬の出来事です。十枚峠から下ってきた登山者が、水場のところで対岸の道が見つけられず、沢筋を下って行ってしまったというものです。この沢は、緩やかに100m位下ると、古い山小屋があり、そこからも正規の登山道へ出る踏み跡がありますが、そのまま下ってしまうと、険しい渓谷になっているところです。
 この登山者は、最終的には自力で登山道へ戻れたようですが、危険だということで、市を経由して市岳連に連絡がありました。
 市岳連の担当者が早速対応して、目印用のロープ等を設置しましたが、該当箇所はもともとガレ状の地形で道型が消えやすいところです。このコースを利用する方は充分ご注意ください。

2012.8.24
百万人の山と自然「安全のための知識と技術」公開講座


 標記の講座が開かれます。この講座は、公益社団法人日本山岳ガイド協会が主催するもので、安全に山を歩くための知識や技術についての講話がなされます。会場は静岡市のグランシップで、9月27日18:30から行われます。入場は無料ですが、会場の関係で先着300名までということです。
 詳細については別紙をご覧のうえ、興味のある方は是非ご参加ください。

     
2012.8.24
竜爪山に道標設置


 8月7日、静岡市の竜爪山で、道迷いから警察に救助を要請する遭難事故が発生しました。竜爪山薬師岳から穂積神社へ下山する際、右へ折れる分岐点を見落として俵峰方面へ直進する道に入ってしまったというものです。
 竜爪山は静岡市民にとって最も身近な山ですが、意外に多くの事故が発生しています。この地点について、道標等は充分に設置されていると考えていますが、今回の事例を受けて、念のため市岳連で新たな道標を設置しました。
 道標の設置位置は、分岐点から俵峰方面に少し進んだ地点で、この道が俵峰方面へ向かうものであることを表示しています。
 竜爪山は身近すぎて軽く考えがちな山ですが、登るには必ず地形図を携行し、現在位置を把握しながら登るよう、皆様お気をつけください。

   



2012.8.10
「こども登山教室」参加者募集


 静岡市山岳連盟主催の「こども登山教室」が、今年も実施されます。この教室は、県内の小学生から中学生の子供たちに山登りの楽しさを体験してもらおうという催しです。
 教室は3回のシリーズで行われます。1回目は、机上講習、2回目は身近な山での山登り体験、そして、3回目は、1泊2日の少しグレードアップしての山登りで、自然の偉大さや仲間とのふれあいを体験してもらいます。今年は、富士山周辺の山を予定しています。
 3回の講習は9月から10 月にかけて行われ、募集人員は25名です。申し込み締め切りは8月25日です。内容の詳細と申し込みについては、下記をご覧ください。

     こども登山教室要項     子供登山教室申し込み用紙
 

2012.7.20
南アルプス開山式


 7月16日、11時から、南アルプス登山口の畑薙ダムサイトで、南アルプス開山式が今年も実施されました。
 式典には、地元の井川山岳会や県警山岳救助隊、市消防本部山岳警備隊などに加えて、市岳連からも11名が参加し、計100名ほどで行われました。
 市長(代読)その他関係者の挨拶では、井川地区への道路アクセス状況の改善について、皆さんが強調していました。富士見峠越えの県道が未だに不通の状態ですから、この点は、市岳連としても是非お願いしたいところです。
 そのあと、恒例の井川神楽奉納と井川小学校児童4名によるアルペンホルンの吹奏が行われ、今年の夏山シーズンの幕開けを祝うとともに、登山の安全を祈願しました。
 今後は、7月14日から、夏山相談所が開設されます。今年も、すばらしい夏山になることを期待しています。



                式典会場の様子


               滝田県岳連会長挨拶


               井川神楽の奉納


         井川小児童によるアルペンホルン吹奏

 


2012.7.6
通行止め解除のお知らせ


 昨日付けでお知らせした井川方面口坂本付近の交通規制について、続報が入りましたのでお知らせします。規制は解除され、通行可能となったそうです。7月4日昼の段階では、復旧の見通し不明ということでしたが、同日中に工事が完了したということです


2012年7月5日

通行止めのお知らせー井川方面ー


 静岡市の道路関係課から、次の情報をいただきました。
 7月4日発生した土砂崩れのため、井川湖御幸線が通行止めとなりました。場所は、口坂本温泉の手前約1kmの地点です。静岡市から井川へ向かう場合、富士見峠越えの県道が不通のため、口坂本から大日峠を越えていましたが、それもできなくなったということです。そのため、現状として、静岡市街地から井川方面へは、国道362号から川根本町を経由し、市道閑蔵線経由で行く経路しかなくなってしまいました。南アルプスへ入山される方はご注意ください。 
 復旧の見通しについては、今のところ情報をいただいておりませんが、静岡市のホームページで随時情報提供がなされるようです。お出かけの際は、そちらでご確認ください。
 

2012年6月11日

谷口けい氏講演会実施


 過日よりお知らせしていました上記講演会、および「谷口けいさんを囲む女性の集い」が、予定通り、6月10日13時30分から、静岡市のアザレアで開かれました。
 講演会では、最初に、「自分はクライマーと呼ばれることには違和感がある。むしろ山の旅人だ。」という意味の言葉が話され、大変印象に残りました。単に困難な登攀を求めるだけではなく、山麓に住む人々などとの出会いや異文化体験などを含めて、幅広く登山をとらえている姿がよくわかり、聴衆の共感を呼んでいました。  そのあと、これまでのヒマラヤ登山を一つ一つ振り返り、映像も交えてお話を伺いました。ここでも印象的だったのは、前の登山での失敗や成功をしっかりと捉えなおし、次の登山へと確実に生かしていく姿勢でした。谷口さんの今後の活躍に期待しています。
 講演会には55名が参加しました。そのあとは、女性のみ15名との懇話会が行われました。

   



2012.5.28

ネイチャーガイド募集のお知らせ


 静岡市環境局から市岳連を通じて、ネイチャーガイド募集のお知らせがありました。仕事の内容は、南アルプスの登山口、椹島および二軒小屋で、観光客への地理・歴史・自然についてガイドしたり、ガイド記録の整理やその発表会を実施したりするというものです。静岡市の、失業者への雇用創出事業として実施するもので、下に雇用条件等を記載します。関心のある方は、市岳連事務局原田勉までご連絡ください。
 雇用期間    平成24年4月23日〜25年1月31日
 学   歴    高卒以上
 必要な経験   パソコン(ワード、エクセル)
 必要な資格   普通自動車免許
 給   与    1ヶ月17万6000円
 勤務時間    6:00〜16:00
 休   日    週休2日(平日の2日)
 休憩時間    120分
 通勤手当    なし、マイカー通勤可(金谷までマイカー、現地までは社有車使用)
 南アルプス椹島ロッジ住み込み制


   ※ガイド内容は、採用後に講習されるということです。


2012.5.27

南アルプス登山口井川地区道路情報


 静岡市の担当部局から、井川地区の道路通行規制についての情報をいただきましたのでお知らせします。該当箇所は井川本村内と林道閑蔵線です。時間帯規制で、全く通行不能になる訳ではありませんが、この方面にお出かけの方は、別紙をごらんください。

    ikawahonmura.pdf へのリンク
 
    kanzorindo.pdf へのリンク

2012.5.27
谷口けい氏講演会


 6月10日(日)13:00から、今最も活躍している女性登山家、谷口けい氏の講演会が、静岡市の「アザレア」で開かれます。谷口さんは皆さんご存じの通り、ヒマラヤで多くの優れた登攀を成功させ、2008年度のビオレドール賞を受賞された、日本を代表する女性クライマーです。
 本講演会は、「谷口けいさんを囲む女性の集い」実行委員会が主催し、市岳連も協力している企画です。詳細は別紙をごらんいただき、興味のある方は是非ご参加ください。






2012.5.22
「ウルトラトレイルマウント富士」開催ー市岳連からも役員で応援ー


 5月18日から20日にかけて、上記大会が富士山周辺で実施されました。この大会は、「ウルトラトレイルマウント富士」実行委員会が主催し、(株)ゴールドウィンや富士山周辺の各自治体などが協賛、後援して、今年初めて実施されたもので、日本最大級のトレイルランニングレースです。
 コースは、河口湖をスタート地点とし、時計回りに富士山をぐるっと1周して河口湖に戻るというものです。総距離約160kmを制限時間48時間以内に走り抜けるという過酷なレースですが、総距離約80kmのハーフコースと合わせて、約2000人が参加しました。
 160kmのコースは、もちろんその多くの部分が山岳地帯で、累積標高差が8530mに及ぶということです。特に、富士山の西側、コースの後半部分は、天子ヶ岳から長者、毛無、竜ヶ岳といった、静岡の岳人にはなじみの深い山々を駆け抜けて行きます。
 市岳連では、実行委員会からの要請を受けて、21人がボランティアとして役員の業務を手伝いました。業務の内容は、天子ヶ岳から湧水峠までの5地点に待機して、通り抜ける選手たちの誘導等にあたるというものです。待機と言えば簡単に聞こえますが、18日の夕方から山中に入って、各地点にテントを張り、そのまま20日未明に最後の選手が通過するまで、連続して誘導等に当たるということですから、選手に劣らず、なかなか大変なものでした。
 大会の詳細な結果は、上記ゴールドウィンのホームページに掲載されていますが、1位はジュリアン・ショリエ氏(フランス、18時間53分12秒)、2位はアダム・キャンベル氏(カナダ、19時間26分29秒)で、この二人が圧倒的な強さでした。3位は山本健一氏(山梨)、4位は静岡の望月将悟氏です。
 筆者も湧水峠で誘導業務に当たりましたが、2日間徹夜で夜の山道を駆け抜けていく選手たちの迫力に圧倒されました。
 今回は、幸い3日間とも好天に恵まれ、大きな事故もなく終了しましたが、潜在的に様々な危険をはらんだ大会でもあります。この大会が、安全により留意して発展していくよう期待しています。

   
 女子1位のスペイン選手 ニレア・マルティネスさん。転倒したのか、足から血を流していました。  静岡の望月将悟さん、しっかりした足取りで駆け抜けていきました。。
   

           ルートについて、選手の質問に答える。
 最終走者が天狗岳を通過。19日23:46  
   
 役員ボランティアとして参加した市岳連関係者

ゴールデンウィークの南アルプス情報ー青薙山ー  静岡ケルン山岳会の報告から       2012.5.4


 5月の連休も後半に入りました。市岳連所属の各山岳会はそれぞれの山域で活動していますが、ケルン山岳会鷲山氏から、青薙山の状況が報告されましたので、お知らせします。この方面へ入山される方は参考にしてください。

1 山行日時     4/28〜30
2 アプローチ    富士見峠通行不能のため、口坂本から井川入り
3 井川、畑薙ダム 貯水量少なく、井川ダムでは渡船不通
                          ※大日峠越えのハイキングを予定の方は要注意です。
4 登山道      登山口から1時間のところ、ガレが発達して歩行要注意。
5 池ノ平       池が土砂でだいぶ埋まっていて、水たまりといった状態。
6 青薙山頂     まだ、残雪あり。標識が埋まっている状態であった。

   青薙山頂


       
   池の平の状況    土砂に埋まる池の平


静岡市山岳連盟24年度定期総会
 4月21日、16:00から、静岡市岳連の24年度通常総会が葵区伝馬町のホテルシティオで開かれました。総会では、まず松永会長の挨拶のあと、望月副会長が議長に選出され、次第に沿って議事の討議が進められました。
 議事としては、23年度の事業報告が各担当から行われ、続いて決算書が説明されました。そのあと、24年度の事業計画案と予算案が示され、質疑応答を経て満場一致で承認されました。
 総会のあと、18:00からは、恒例の懇親会が行われ、多くの出席者で盛り上がりました。席上、市体協から23年度の功労章を授与された鈴木正昭氏(静岡こまくさ会)と優秀指導者章を授与された山崎美代子氏(静岡県ワンダーフォーゲル会)が紹介され、両氏からご挨拶をいただきました。
  なお、市岳連の今年度の活動予定については、「平成24年度事業計画」をご覧ください。  
   
          鈴木正昭氏(静岡こまくさ会)                               山崎美代子氏(静岡県ワンダーフォーゲル会)


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