14年度登山情報

2014.11.25
駐日ネパール大使と交流

 11月15日13時から、静岡市葵区のクーポール会館において、駐日ネパール国大使マダン・クマール・バッタライ氏と静岡市山岳連盟との交流会が持たれました。静岡からは多数の登山者やトレッカーがネパールを訪ねています。この交流会は、そうした静岡の登山者達とぜひ交流をもちたいという大使の気持ちから実現したものです。
 交流会に先立ち、14日には、大使ご夫妻一行と、市岳連役員11名とで、静岡市役所に田辺市長を表敬訪問致しました。市長からの歓迎の言葉を受けて、大使からは、ネパールと日本とは古くからの外交の歴史があり、また、静岡とは、世界最高峰サガルマータ(エベレスト)と日本一の富士山という共通点があって、特別の親しみを感じているというお話をいただきました。
 交流会には、市岳連会員だけでなく、広く県内からネパールに思い出のある岳人達70 名が参加しました。大使からの挨拶では、仏教伝来の時代から続く両国の交流、明治になってからの河口慧海の入国、昭和以降、たくさんの登山隊が訪ねてきた歴史などが話されました。大使は、若い頃には新聞記者をしていたことがあるそうです。登山家の田部井淳子さんがサガルマータに女性として初登頂を果たしたときには、直接取材をし、今も交流が続いているそうです。
 市岳連側からは、5人の方がネパールでの登山等の思い出を語り、2006年に市岳連で登頂したロブジェイーストの映像なども映されました。
 最後は、ネパールと市岳連とが今後も交流活動を続けていくことを誓って、盛会のうちに交流会を終えました。


市長表敬訪問

田辺静岡市長とともに

交流会で挨拶する大使

記念品贈呈

大使ご夫妻一行と

大使からの感謝状




2014.10.23
市岳連、県警、静岡市消防本部救助隊合同遭難救助訓練実施


 毎年行われている標記の訓練が、今年も10月19日、静岡市葵区北の麻機地先で実施されました。会場となったのは、前記麻機地先の沢にある20mほどの滝で、市岳連会員25名、県警山岳救助隊9名、静岡市消防本部山岳救助隊から7名、計41名が参加しました。
 訓練では、まずAEDの使用法を練習、確認しました。次に、3人ずつのグループになって、滝上から負傷者を担いでザイルで制動をかけながら下へ降ろし、担架で搬送するという訓練を繰り返し行いました。
 毎年行っている訓練ですが、何回も繰り返しておかないと、実際の役にはたちません。参加者皆、基本を再確認しながら真剣に取り組んでいました。




2014.10.8
スポーツフェスティバル登山大会終了


 かねてよりお知らせしていました標記大会が、10/4(土)、5(日)の二日間、安倍奥の山伏岳、大日峠とその周辺で実施されました。4日は、まずAコースのメンバーが宿舎の県民の森ロッジへ入りました。県山岳連盟滝田会長と市山岳連盟松永会長の挨拶のあと、設営、炊飯に移りました。夜は、ロッジの暖炉を囲んで有意義な交流会が盛り上がりました。
 5日は台風18号の影響を受けて、あいにくの雨となりました。A,Cどちらのコースも、予定のコースをすべて歩くのは難しい状態だったため、Aコースは笹山まで、Cコースは大日峠までに行程を縮小することになりました。Aコース参加者は山伏の大展望を、Cコースは井川湖の渡船をそれぞれ楽しみにしてきていただけに、残念な結果となってしまいましたが、雨の中、参加者それぞれが助け合って事故もなく大会が終わりました。

 雨の中、出発準備の整ったAコースのメンバー


14.8.29

スポーツフェスティバル登山大会のお知らせ(再掲)


 6月にお知らせしたスポーツフェスティバル登山大会の申し込みが始まりました。本大会は、静岡県が主催するもので、当市岳連が主幹しています。内容は以下の通りで、誰でも参加できます。ABコースは1泊で、幕営あるいはロッジ宿泊のどちらかを選べます。Cコースは日帰りで、大日峠の古道を越え、井川湖を船で渡ります。締め切りは9月15日ですが、先着順となりますので、早めにお申し込みください。なお、詳細と申し込みについては、別紙1をご覧ください。
   A,Bコース 10月4(土)、5(日)の1泊2日  県民の森〜山伏岳〜梅ヶ島温泉  募集 各40人ずつ  参加費5500円(ロッジ泊は追加600円)
    Cコース 10月5日(日)日帰り       口坂本〜大日峠〜井川湖      募集 60人       参加費4500円


2014.8.28
公開講座「安全のための知識と技術」 と実技講座のお知らせ


 公益社団法人日本山岳ガイド協会の主催する標記講座が開かれます。公開講座は、10月16日18:30、静岡市葵区の静岡労政会館で開かれ、登山家で医師の金田正樹氏による「山で起こる低体温症」と長野県警山岳遭難救助隊隊長宮崎茂男氏による「山岳遭難の事例に学ぶ」の2講座が予定されています。入場は無料で、事前の申し込みは必要ありませんが、会場の関係で先着200名の定員となっています。 
 実技講座は、10月19日(日)、静岡市の竜爪山で、「安全登山〜遭難原因の8割をしめる道迷い・転倒転落を予防する歩き方」をテーマとして行われます。こちらは定員15名で、参加費が5500円です。申し込み締め切りは10月13日です。
 詳細については、別紙公開講座要項別紙実技講座のご案内をご覧ください。

2014.8.28
あすなろ夢講座21「生きる」のお知らせ  講師 アルピニスト野口 健氏


 静岡県教育委員会の主催する標記講演会が12月4日(木)13:30、静岡市のグランシップで開かれます。講師の野口 健氏は、25歳の時に7大陸最高峰世界最年少登頂記録を果たした登山家です。現在は、エベレストや富士山の清掃活動など、環境保全の活動を積極的に推進しています。
 定員は800名で、受講は無料ですが、事前の申し込みが必要です。詳しくは別紙開催要項をご覧ください。

2014.8.28
市岳連主催「こども登山教室」のお知らせ


 恒例の標記教室が今年も開かれます。これは本岳連が主催するもので、こども達に山登りを通して、大自然の中での感動を体験してもらうことを目的にしています。教室は、1回の机上講習会(10/7)と日帰りハイキング(10/18 島田市八光山)、1泊してのハイキング(富士山近郊の山)がセットになっています。
 募集定員は25名で、申し込み締め切りは9月21日(日)ですが、定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。なお、詳細については、別紙1開催要項をご覧ください。


2014.8.12

市岳連主催「夏休みこどもクライミング体験会」第2回開催


 標記の体験会が、8月5日(火)18:30から、静岡市葵区の北部体育館人工壁「ノースウォール」で開かれました。これは、前々回お知らせした企画の2回目で、今回は、幼稚園から中学1年生までのこども14名と保護者が参加しました。指導には、今回も市岳連クライミングスクールの講師とその卒業生達、合わせて10名が当たりました。
 体験会では、今回も、安全のため、ハーネスの装着と確認作業を念入りに行いました。その後、14名が4つの班に分かれ、それぞれに指導者が二人ずつついて、クライミングを行いました。垂壁を完登してしまったこどもも数人いました。登れた子も登れなかった子も、皆目を輝かせて、各ルートに何回も挑戦していました。




2014.8.12
NHK公開セミナー「にっぽん百名山」富士山を10倍楽しむ方法


 標記のセミナーが開かれます。これはNHK静岡放送局が主催するもので、9月7日(日)10:30から、静岡市葵区の伊勢丹ギャラリーで行われます。出演者は山岳ガイドの太田昭彦氏他で、入場は無料ですが、事前に申し込みが必要とのことです。
 申し込み締め切りが、8月18日ということなので、興味のある方は、至急お申し込みください。なお、詳細については、別紙をご覧ください。

2014.8.1

市岳連主催「夏休みこどもクライミング体験会」開催


 標記体験会の第1回が、7月29日18:30から、静岡市北部体育館の人工壁「ノースウォール」で開かれました。参加者は小1から中1までのこども14名とその保護者で、指導は、市岳連アルパインクライミングスクールの指導者と同スクール卒業生計10名が担当しました。
 体験会では、参加者一人一人にハーネスの装着と確認を念入りに行い、関節と筋肉の柔軟体操もみっちり行いました。その後、参加者を4班に分け、まず指導者が模範演技を行った後、こども達がクライミングを行いました。こども達は、垂壁を完登できた子、できなかった子様々でしたが、皆、目を輝かせて何度もルートに挑戦していました。若いお母さんの中には、ハングルートを完登してしまった方もいました。
 次回は、8月5日の夜行います。




2014.7.30
スポーツ講演会「自分への挑戦」開催


 かねてよりお知らせしていました標記講演会が、7月26日14時から、静岡市駿河区の「あざれあ」で開かれました。出席者は321名で、ホールが満員になる盛況ぶりでした。講師の望月将悟氏は静岡市消防局の職員で、普段から山岳救助隊隊員として活躍する傍ら、数々のトレラン大会で優れた成績を収めています。特に、日本海から北、中央、南アルプスの山々を走り抜けて、大浜海岸に至るという、日本一過酷な山岳耐久レース「トランスジャパンアルプスレース」で2連覇を果たした方として、よく知られています。
 講演会では、望月氏が上記レースの具体的な様子や魅力、辛さなどをさわやかな笑顔で話してくれました。静岡放送アナウンサーの牧野克彦氏が総合司会を務め、望月氏の話に適切な合いの手を入れてくれたため、話はますます盛り上がり、1時間の講演時間はたちまち終わってしまいました。
 続いて、第2部として、座談会が行われました。こちらには、望月氏の他、「トランスジャパンアルプスレース」を映像化したNHKプロデューサーの斎藤倫雄氏、それに当岳連から理事長の辻秀信と遭難対策委員長の増田浩二が出席し、「南アルプスの魅力」「テレビの裏側」「トランスジャパンとは」「山岳遭難の現状と対策」などのテーマで、パネルディスカッションが行われました。
 最後は質疑応答が行われましたが、次々と手が上がり、予定の時間を大幅にオーバーしてしまいました。
 「トランスジャパンアルプスレース」は、今年も8月に行われます。望月氏の健闘を祈って、最後は全員でエールを送って会を閉じました。




2014.7.17
南アルプス開山式


 7月16日11:00、南アルプスの入山口畑薙第1ダムサイトで、恒例の南アルプス夏山開山式典が開かれました。まだ梅雨明けはしていないものの、当日はすばらしい天候で、井川小学校児童によるアルペンホルンの吹奏に始まり、今年の夏山シーズンの無事故とこれまでの遭難者を供養する神事が行われました。続いて、静岡市長他の挨拶がありましたが、今年は、南アルプスがユネスコエコパークの指定を受けて初めての夏山ということで、出席者も200人近くと、例年になく大勢でした。報道関係者も多数詰めかけ、南アルプスへの関心の高さが窺われました。 
 この日から山小屋の営業も始まり、多くの登山者が山を目指して歩いて行きました。



2014.7.3
「2014記念山伏登山」のお知らせ


 井川観光協会、井川山岳会主催の標記行事が、8月10日に開催されます。山伏岳は標高が2014mで今年の西暦数字と同じです。それにちなみ、また南アルプス国立公園指定60周年と南アルプスユネスコエコパーク登録を記念して地元井川地区で企画された行事で、静岡市山岳連盟も協賛しています。
 当日は、リバウェル井川スキー場で、午前10時から記念式典が開かれ、その後希望者は車で百畳登山口へ移動し、山伏へ登ります。登山が無理な参加者のためには、スキー場でのお楽しみイベントが用意されているようです。この行事は誰でも参加できますので、希望者は直接会場へお出でください。参加費は1000円で、記念バッジと弁当、それに山伏頂上で井川のおいしいお茶とトマトがふるまわれるということです。
 詳細は、別紙パンフレットをご覧ください。


2014.6.30
第8回しずおかスポーツフェスティバル登山大会のお知らせ


 標記の大会が、10月4,5の2日間に渡って開催されます。この行事は、広く県民全体を対象として県が主催するものですが、今年は本山岳連盟が主幹団体として企画・運営致します。内容の概略を以下に説明します。

   A、Bコース 県民の森キャンプ場から山伏岳(1泊2日、一般・高校山岳部対象 各40名ずつ) 参加費5500円(バス代、保険料等)  申し込み8/27〜9/15
   C  コース 大日峠の古道と井川湖の渡船(10月5日日帰り、一般・高校山岳部対象 60名)  参加費4500円(バス代、保険料等)       〃

 A、Bコースは、土曜日に県民の森キャンプ場に宿泊し、翌日山伏に登り、梅ヶ島温泉に下ります。標高2014mの山伏岳は今年の西暦と同じ数字の山。この時期、澄み渡った秋空に南アルプスと富士山のすばらしい展望が楽しめます。基本は幕営ですが、ロッジに泊まることもできます。
 一方Cコースの大日峠は、嘗て静岡と井川を結んでいた歴史ある峠道で、峠の上は、こちらも南アルプスのすばらしい展望台です。大日峠を越えて井川湖のほとりに下り、湖を渡船で対岸へ渡ります。
 どちらも、山登りに特別の経験のない方でも参加可能です。詳細は別紙1です。

              山伏岳から見た富士山 井川湖の渡船ー普段から地元の人たちの足となっているものですー



2014.6.19
南アルプスの残雪情報


 6月5日付けで、千枚岳登山道入り口の状況をお知らせしましたが、今回は上部の残雪状況です。編集部で踏査してみたところ、例年にない残雪量の多さで、赤石岳、荒川岳付近には急峻な雪渓が大きく残っており、は、6月15日現在、ピッケルと12本爪アイゼン、およびそれをきちんと使いこなす技術がないと通過できない状況でした。この残雪が今後どれだけ溶けるかはわかりませんが、見た感じでは、夏山シーズンの最盛期まで残るのではないかと思われるほどでした。
 そうなると、夏山シーズン中もピッケル、アイゼンが必要になります。今回確認できなかった赤石と聖の間、および、今後の融雪状況はわかり次第広報しますが、この山域を計画している方は、各方面からの情報収集にぜひご留意ください。

 蕨の段尾根から見た赤石岳のカールです。夏道のついているのは、写真
のカールの右側にあるもう一つのカールですが、同様にべっとり雪がついて
います。
 同じく蕨の段尾根から見た荒川前岳、中岳の南面です。写真上部中央が前岳で、そのやや右の逆三角形の雪渓が荒川小屋への下り口です。この部分はかなり急です。荒川小屋へはこの雪渓を横切った後、ガレ場を左へトラバースして前岳から手前に伸びている尾根を越え、左の雪渓へ入ります。夏にお花畑になっている所です。ここもかなりの大きさと傾斜で雪渓が残っています。

2014.6.7
市岳連主催「初心者のための読図講習会」開催


 先月お知らせした標記講習会か゛、6月6日19時から、静岡市駿河区の「来てこ」で開かれました。この講習会は、道迷いによる遭難事故を少しでも減らしたいという理由で、昨年度から市岳連主催で行っているものです。今回の参加者は、65名ほどで、市岳連所属山岳会の会員だけでなく、他地域の山岳会員や一般の未組織登山者、高校生の参加もあり、このテーマへの関心の高さが窺われました。
 講師は市岳連元顧問の金子昌彦氏にお願いしました。氏はもともと高校の地理の先生で、豊富な知識を駆使して地図の歴史から始まり、地図の限界などまで、わかりやすく解説してくれました。
 お話の中にもありましたが、読図は現地で行うだけではなく、事前の準備が大切です。概念図を書いたり、行程断面図を作ったりという作業を、ぜひ面倒がらず行いましょう。



2014.6.5
南アルプス登山道の状況ー荒川岳と大無間山


 上記二つの山の登山道について、近況報告がありましたのでお知らせします。

荒川岳、千枚岳
 椹島から千枚岳・荒川岳に向かう登山道入り口に崩壊があります。滝見橋から入山して50mほどの所です。滝の手前が10m位の間、上部からの崩落土砂で埋まっています。また、滝の先5mほどの所も、一部登山道がえぐれていて通りにくくなっています。どちらも、6/1現在の調査では、山慣れた登山者なら、通行不能という訳ではありませんでしたが、少なからず危険を伴います。充分注意してください。
 この道を管理している(株)東海フォレストの話では、夏までには何とかしたいということでした。今後の情報にもご留意ください。


 滝見橋からの映像。滝の左側が崩落土砂で埋まっている。

             近づいて見たところ。

 こちらは滝の先。道が一部えぐり取られていました。

大無間山・小無間山
 田代登山口から小無間山へ向かう途中の「鋸歯」P1と山頂とのコルの状況です。もともとガレていた場所ですが、崩壊が発達し、6/1現在、通過するたびに土砂が落ちていく状態だったということです。トラロープが2本張ってありますが、これも1本は不安定な状態です。近い将来、通過できなくなるのではないかという印象を持ったということでした。市岳連所属の岳友ハイキングクラブの会員から報告がありました。



2014.5.31
市岳連主催スポーツ講演会「自分への挑戦」開催のお知らせ  講師「望月将悟」氏


 標記講演会が、7月26日14時から静岡市駿河区の「あざれあ」で開かれます。講師望月将悟氏は、静岡市消防局山岳救助隊隊員であり、日本一過酷な山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」に2連覇した方として著名です。このレースは、日本海からスタートして、北、中央、南アルプスを1週間で走破し、静岡市の大浜海岸に至るという、まさに日本の屋根を縦断する大レースです。
 望月氏は南アルプス山麓、静岡市井川の出身、普段は静岡市消防局の山岳救助隊隊員として活動する一方、不屈のトレーニングでこの快挙を成し遂げました。
 今年は、南アルプス国立公園制定50周年に当たります。当岳連では、記念事業の一環として、南アルプスの麓で育った望月氏を迎え、本講演会を開催します。望月氏の不撓不屈の精神が、私たち一般登山者にも多くの示唆を与えてくれるものと思います。
 

2014.5.14

県山岳連盟主催「登山教室」実施のお知らせ


 標記の教室が開かれます。こちらは県の山岳連盟が実施するもので、今年で2回目になります。8月2,3日に、1泊2日で北アルプスの鹿島槍ヶ岳に登りますが、その前に安倍奥山伏での実習登山と、2回4時間の座学がセットになっており、全体で一続きの登山教室となっています。
 
2014.5.14
市岳連主催「初心者のための読図講座」


 昨年から始まった読図講座のお知らせです。県警の発表によれば、県内の山では、昨年度も数多くの道迷い遭難が発生しています。本講座は、こうした状況に少しでも役立てようと昨年から始めたもので、昨年も予想を上回る多くの参加者がありました。
 今年は、6月6日19時から、場所は静岡市駿河区の「来てこ」で実施します。受講料は無料ですが、人数に制限があるので、事前の申し込みが必要です。お早めにお申し込みください。
 
2014.5.2
県警への登山計画書提出がインターネットで可能に


 静岡県警山岳救助隊からの情報です。県警へ登山計画書を提出する場合、これまでは、郵送あるいはFAXで行って来ましたが、この4月から、パソコンやスマートフォンからの提出も可能になったということです。
 これは、県警の作っているフォームに必要事項を書き込んで送信する形なので、出先からでも、簡単に作成して提出できます。特に、未組織登山者の場合、どこにも計画書を出さずに山へ入っている場合があるのではないでしょうか。ぜひご利用ください。
 詳しくは、次の県警ホームページをご覧ください。

2014.5.2
十枚山登山道の残雪状況


 市岳連所属山岳会会員からの報告です。4月17日現在の十枚山登山道、第1水場の残雪状況を下記の写真でご覧ください。通行不能ということではありませんが、雪渓の下が空洞となっているため、通過に注意が必要だということでした。この方面へ入山の方は、参考になさってください。



2014.4.1
竜爪山登山道の状況ー崩落、迂回ー


 竜爪山登山道の状況について、静岡市スポーツ振興課から連絡がありましたので、転載して連絡します。穂積神社北側、黒川ルートの途中が崩落し、通行ができない状況とのことです。自動車道を迂回してくることは可能で、現地にもその旨の標識が設置してあるようです。この方面へ入山する方はご承知おきください。詳細は、別紙1,別紙2をご覧ください。


2014.3.22

安倍奥の残雪状況 続報


 安倍奥の残雪等の状況について、市民の方から報告がありましたのでお知らせします。下左の写真は、3月8日現在の大光山入り口付近。駐車場から少し入ったところで大倒木帯ができていて、そこから進めなかったそうです。右は2月2日の安倍峠登山道入り口で、ここまで温泉から普段1時間程度のところが3時間かかったということでした。どちらも、撮影時からはしばらく日が経っていますので、状況は変わっていると思いますが、例年の3月末の意識で入山すると、危険な状況も考えられます。充分な装備と心構えでお入りください。
 また、これ以外にも、一般に知らせた方がいいと思われる情報をお持ちの方がいましたら、ぜひ当HPまで、メールでご連絡ください。



2014.3.20
安倍奥山伏岳の残雪状況


 この冬は、普段雪の少ない安倍奥の山々も豪雪に見舞われました。入山はしたものの、ひどいラッセルでなかなか山頂にたどり着かなかったという方も多かったようです。3月も下旬になり、残雪もだいぶ少なくなってきました。最高峰山伏(2014m)の残雪状況について、市岳連会員からの報告がありましたので、お知らせします。


 3月19日、県民の森から林道を奥に入りました。井川峠入り口付近で、積雪60cmくらい。3月7日には130cmあったので、だいぶ解けてきました。

 牛首の手前辺りです。ガードレールが完全に埋まっています。

 右上の写真の地点、山側で積雪を測ると、240cmでした。

 牛首から奥は更に残雪が増え、山側は3mのゾンデが届かない所もありました。

  この日は牛首の少し先から稜線に上がりました。二人で調査に入り、一人は山スキーでしたが、思いがけずすてきな山スキーコースになっていました。

 山頂直下の鹿よけネットです。あらかた埋まっています。西日陰沢コースからはしっかりしたトレースが上がってきていました。。

 山頂三角点地点です。標識が完全に埋もれて見えません。

 こちらは、左と同じ所を昨年1月下旬にとったものです。積雪量を比べて見てください。

 三角点付近をゾンデで測ると180cmありました。



2014.1.14
「海外トレッキングの楽しみ方講座」のお知らせ


 2月から3月にかけて、標記講座が、昨年に引き続き3回シリーズで開かれます。この講座は静岡県山岳連盟が主催するもので、静岡市山岳連盟も協賛しております。本講座の目的は、ヒマラヤやスイスアルプスなどの山麓を歩く、いわゆる「トレッキング」について、その魅力や計画の立て方、注意点などの基礎知識を得ていただこうというところにあります。
 トレッキングはヒマラヤなどの高峰を登るのとは違い、誰でも楽しめるものですが、やはり普通の旅行とはちがい、いろいろな予備知識が必要です。本講座では、海外登山経験の豊富な県山岳連盟の役員が、そうした点についてわかりやすく解説します。
 講座の内容、申し込み等の詳細は、別紙をご覧ください。
 なお、本講座はトレッキングツァー募集を前提にしたり、業者の斡旋が絡んだりするものではありません。純粋な情報提供の場ですので、安心してご参加ください。


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