2017.3.13
講演会のご案内「南アルプスを知ろう」

 標記講演会が、3月18日(土)13:30〜16:00、静岡市葵区の「もくせい会館」で開かれます。これは、静岡県と南アルプス高山植物保護ネットワークが主催するもので、入場無料、事前の申し込みも不要です。
 内容は下記の通りです。ユネスコエコパーク指定以来、南アルプスを理解するためのイベントがだんだん増えてきました。しかし、富士山に比べると、南アルプスへの認識度は、地元静岡市民の間でもまだまだではないでしょうか。こうした機会を利用して、ぜひ多くの方々に南アルプスのすばらしい大自然への理解を深めていただけたらと思います。

  講演1 「南アルプスの昔」           13:40〜15:00 講師 近田文弘氏(国立科学博物館名誉研究員)
  講演2 「南アルプスにおける昆虫相調査」15:10〜16:00 講師 岸本年郎氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム准教授)

 なお、講演会の詳細については別紙1別紙2をご覧ください。


2017.2.25
静岡市体育協会表彰式実施


 2月22日、静岡市のセンチュリーホテルにおいて、標記表彰式が実施され、本岳連の関係者3名が表彰されました。この表彰は、市体協が所属各競技団体で優れた働きをした方々を対象に毎年行っているものです。
 今年は、静岡市山岳連盟から、下記3名の方が表彰されました。望月氏は本岳連副会長および事務局長として、岳連運営の実務面を長く統括されて来ました。池谷氏と入谷氏はそれぞれ所属山岳会の会長、事務局などの要職を長く務められ、会のとりまとめや後進の指導に当たって来られた方々です。
 登山の世界は地味で、華やかにクローズアップされることはあまりありません。その中でも特に、こうした組織運営に頑張っている方々の働きは、その努力や苦労がなかなか外からは見えにくいものです。そうした意味で、3人の表彰をうれしく思っています。
 3人の方々が、これからも本岳連事業の推進にますます尽力してくださるものと期待しています。

    功労章授与      望月喜久治氏(静岡市山岳連盟副会長・岳友ハイキングクラブ)
    優秀指導者章授与 池ヶ谷和彦氏(静岡ワンダーフォーゲル会)
       〃        入谷和重氏(井川山岳会)



2017.2.7
「森林(もり)の講演会」のお知らせ


 標記講演会のお知らせです。この講演会は、NPO法人「静岡山の文化交流センター」が主催するもので、今月と来月の2回、それぞれ下記のテーマ、会場で開催されます。山を、登るだけでなく幅広く捉えようと考えている方々には、きっと役に立つ講演会と思われます。
 賛助金1000円が必要ということです。その他、詳細は別紙をご覧ください。

 2月24日(金)13:00〜17:00 静岡商工会議所5階ホール(静岡市葵区黒金町20-8)  
                  
                 「南アルプスと井川への思いを語るー山岳トレイルラン経験を通して」  講師 望月将悟氏(2016年日本山岳トレイルラン優勝者)
                 「南アルプスの自然と歴史」                           講師 内海  登氏(元東海フォレスト社長)

 3月17日(金)13:00〜17:00 静岡商工会議所5階ホール(静岡市葵区黒金町20-8) 

                 「森の未来、社会の未来」                            講師 内山  節氏(哲学者、元立教大学教授)
                 「日本林業の可能性を探るーその自然性・歴史・未来」           講師 田中正則氏(元国土緑化推進機構専務理事)


2016.12.7
第20回市体協ウォーキング大会実施


 静岡市体育協会が毎年実施している標記の大会が、今年も12月4日、興津と由比の間にある薩?峠で開催されました。主催は市の体協ですが、本岳連から毎年役員を派遣して応援しています。今年も3名の岳連会員が役員として参加しました。
 コースは、JR興津駅前に集合して、薩?峠を越え、由比本陣公園までの約11kmを歩くというもので、10代から70代までの市民、33名が参加しました。
 薩?峠は、広重の浮世絵「東海道五十三次」にも描かれた、旧東海道の難所の一つ、富士山の絶好の展望台として昔から知られている所です。人気のあるコースで、昨年に引き続いてのコース設定になりました。
 当日は、天気予報がうまい具合にはずれてくれました。雨の予報だったのですが、低気圧の動きが遅くなったため、幸い、すばらしい天気となり、雪をかぶった富士山も美しく望むことができました。


主催者、市体協のみなさん

興津駅を後に、出発

峠の手前で休憩

薩?峠、昔の旅人たちもこの風景を眺めました




2016.10.28
「入笠山で雪山を楽しもう」県山岳連盟主催雪山登山教室のお知らせ


 静岡県山岳連盟主催の標記教室が開かれます。入笠山は赤石山脈の北端近くにある1955mの山。南、北、中央アルプスの展望がすばらしく、積雪量も手頃なので、雪山ハイキングの好適地として大人気の山です。この山を舞台に、雪山を安全に登る知識と技術を身につけてもらうという教室です。
 県山岳連盟の登山教室は、夏山シリーズ、秋山シリーズとあり、どれも学習講座と実技講座がセットになっています。この雪山教室も、2月15日(木)に学習講座、3月5日(日)に実技講座が設定されていて、双方への参加をおすすめしています。
 募集定員は学習講座が30名、実技講座が25名で、12月1日から申し込みを受け付けます。先着順の受付となりますので、お早めにお申し込みください。
 なお、参加費用、申し込み方法、その他の詳細は、別紙要項をご覧ください。

 ※11/26訂正 
  上記の記事について、「別紙要項」中の実施期日が誤っていました。「要項」の表紙では実施期日が「3月6日」となっていましたが、正しくは、上記の説明文にある とおり、3月5日です。失礼致しました。正しい要項を次に掲載します。
 「別紙要項 正」


2016.10.25
三者合同救助訓練実施


 10/22,23の両日、静岡県警山岳救助隊、静岡市消防本部山岳救助隊、静岡市山岳連盟三者合同の遭難者救助訓練が実施されました。この訓練は毎年行われているもので、場所は昨年同様、静岡市葵区北の「滝の谷」で実施されました。
 参加者は、県警から11名、消防5名、それに本岳連からの30名、合計46名です。そのうち、女性は7名でした。
 訓練は、滑車を使った負傷者の引き上げ作業と、逆に負傷者を滝の上から降ろす作業が中心で、2班に分かれて実施しました。また、8月の竜爪山で起きた事故について、登山道や標識類の問題点などについての話し合いも行われました。
 訓練の最中、付近で実際の転落事故が起きてしまい、警察と消防の参加者が急遽そちらへ出動するというハプニングもありました。
 静岡市には警察と消防双方に正式な救助組織があり、遭難事故発生時には、それらの組織が救助に向かいますが、本岳連にも依頼の来ることがたびたびあります。こうした訓練を通じて、我々も救助技術の習得に努めて行きたいと思っています。


集まった参加者達

負傷者を背負って滝から降ろす

意識のない負傷者を一人で背負う訓練

滑車を利用した加重軽減システム




2016.10.18
山の日記念ハイキング「大日古道〜井川湖廃線小路」実施


 標記のハイキングが、10月16日、秋の好天の下、43名の参加者で実施されました。これは、8月11日に行われた記念式典に続く、「山の日」制定記念行事です。県の東部、中部、西部の3コース同時開催で、中部は本岳連が責任主幹団体として、上記のコースで実施しました。
 このコースは、大日峠を越えて、井川湖へ下り、湖を船で渡るという、おもしろい体験のできるコースです。渡った対岸からは、嘗てトロッコ列車が走っていた廃線跡を歩き、最後は井川ダムを見学するということで、1日のハイキングの中に、盛りだくさんのテーマが盛り込まれていました。
 大日峠は、嘗ては井川地区の人々の生活道路だった所ですが、同時に南アルプスを目指した先人達が、汗水流して越えていった道でもあります。峠の上からは、今も変わらず、南アルプスの茶臼岳から赤石、荒川岳までの山並みが、秋の澄んだ空に美しく聳えているのが眺められました。
 湖の渡船は、小さな船なので、参加者と役員あわせて60名近くを3回に分けて運んで頂きました。
 井川地区では、当初のコース予定に加えて、中野集落に古くから伝わる中野観音像を拝観するというコースも設定し、一部の参加者はそちらを回りました。
 今回のコースは、募集段階から大変好評で、募集人数40人の所、それを大きく越える方々から、申し込み、問い合わせをいただきました。参加をお断りせざるを得なかった方々には大変申し訳なく思っております。


口坂本集落にて出発式 市岳連松永会長の挨拶

大日峠の広場につく 南アルプスの展望がすばらしかった

渡船で対岸に着く 20の人乗りの「赤石丸」

「赤石丸」の中

井川ダムにつく 日本最初の中空重力式ダムである

閉会式後の記念写真 好天に恵まれて楽しい1日になりました



2016.9.21
南アルプス高山植物保護活動


 定期的に行われている標記の活動です。今回は、三伏峠から塩見岳にかけての一帯で、9月17日から19日にかけて行われました。参加者は、行政の担当者が9名、一般参加者が19名、それに本岳連からも、望月副会長ともう1名が参加しました。また、富士東高校、沼津工業高校、韮山高校、沼津東高校の各山岳部の生徒と顧問の先生方、計20名も参加し、合計50名で保護活動を行いました。
 三伏峠と、塩見小屋、塩見岳山頂周辺で、防鹿柵の中に、植生回復用のヤシマットを敷いていくという作業ですが、この3連休は皆様ご承知のように天候が悪く、なかなか思うようには、作業がはかどりませんでした。
 それでも、柵の中に咲いている花々を見れば、こうした一つ一つの地道な活動が明らかに実を結んでいくということが実感できます。雨の中で大変な作業でしたが、参加者皆、充実感を胸に、三伏峠を下って来ました。



2016.9.2
市岳連主催「こども登山教室」のおしらせ


 恒例の「子供登山教室」が今年も開かれます。この行事は、静岡市体育協会の補助を受けて本岳連が実施しているもので、子供たちに、大自然の中での素晴らしい感動体験をしてもらおうという企画です。
 今年の目的地は清水区由比の浜石岳と富士地区の雨ケ岳・長者ケ岳です。10月3日に説明会を行い、9日に浜石岳、29,30日に雨ケ岳と長者ケ岳に登ります。
 募集定員は25名、申込み締め切りは9月26日(月)です。詳細を別紙でご確認のうえ、早めにお申し込みください。なお、この行事は宿泊も伴っていますが、上記のように、市体協の補助を受けているため、無料で参加できます。

                        子供登山教室要項        参加申込書     めあて・振り返り


2016.9.2
竜爪山登山道整備


 8月28日、静岡市葵区の竜爪山において、本岳連メンバー27人が登山道整備の活動を行いました。
 竜爪山は、家族向きのハイキングコースとして静岡市民に親しまれている山ですが、意外なほど遭難事故が多く、ここ数年の間でも3人が行方不明になったまま、見つからずにいます。そうした現状を受けて、本岳連でも、一昨年から竜爪山全域の標識類の確認、取り替え等を行い、事故防止に努めて来ました。
 そんな中、さる8月初旬に、また遭難事故が発生しました。この事故については新聞報道等でみなさんご存じと思います。本岳連にも捜索の依頼が来て、19日に出動致しましたが、残念ながら、この遭難者は遺体で収容されました。
 竜爪山での遭難は、おそらく道迷いとそれに起因する転落等によるものが多いと想像されます。これは、里山の常として、登山道に多くの仕事道が交わっていて、そちらへ迷い込みやすいということと、家族向きハイキングコースという割には山全体の傾斜が強く、転落の危険性も随所に存在するという、この山の特性が関わっているものと思われます。
 今回の登山道整備は、東海自然歩道に指定されている牛妻から山頂にかけての登山道で行いました。入り込みやすい脇道すべてにロープー張り、立ち入り禁止の標識を設置致しました。
 登山道整備は、今後も続けて行きますが、事故防止には、やはり登山者側の意識が最も大切です。家族向きのハイキングコースだからと侮らず、充分な装備と心構えで登ってください。そして、必ず地図を携行し、現在位置を確認しながら歩く習慣をつけてほしいと思います。


入り込みやすい脇道にロープを張る。

仕事道の入り口等に、登山者立ち入り禁止の標識をつける。




2016.8.16
「山の日」記念行事開催


 8月11日13時から、県内山岳4団体主催による標記の行事が開催されました。山岳4団体とは静岡県山岳連盟、日本山岳会静岡支部、静岡市山岳連盟、静岡県勤労者山岳連盟のことで、今年から新しい祝日となった「山の日」に向けて、昨年から協力して行事を計画してきました。
 この日は記念講演会と静岡県の山々の写真展が開催され、200人ほどの方が来場されました。講演会は「高くなっていく南アルプス」(松島伸幸氏『伊那谷自然友の会常任委員』)と「山での病気とケガ」(野口いづみ氏『日本登山医学会理事』)という二つのテーマで話されました。松島先生のお話では、南アルプスは激しく隆起しつつある若い山脈で、いくつもの破砕帯をその中に持っており、今話題のリニア工事でトンネルを掘ることの危険性について指摘がされていました。野口先生の講演では、山で出合う可能性の高い病気やケガの処置について、実践的な対応方法が各種話されていて、大変役に立つものでした。どちらの先生のお話も、もっとゆっくりお話を聞いてみたいと思うような内容でした。
 写真展は、上記4団体のメンバーが自慢の作品を持ち寄ったもので、四十数点の作品が展示されました。富士山や南アルプスの写真が中心で、来場者のみなさんが、興味深そうに見入って、会場の担当者にあちこちで写真の説明を求めていました。
 記念講演会と写真展はこれで終わりましたが、7月21日付けでお知らせしたように、山の日記念ハイキングが10月16日に実施されます。こちらは8月11日から募集開始となっています。多くの方々の参加をお待ちしています。


開会の挨拶をする滝田博之静岡県山岳連盟会長

松島伸幸氏(伊那谷自然友の会)

野口いづみ氏(日本登山医学会理事)

静岡県の山々写真展




2016.8.4
県山岳連盟主催「秋山登山教室」のお知らせ


 標記教室のお知らせです。県山岳連盟の主催する登山教室は、先日、夏の教室が終わりました。こちらは秋の教室で、10月22,23日に1泊2日で八ヶ岳に登ります。夏山教室が食事付きの小屋泊まりだったのに対して、こちらは小屋に素泊まりして自分たちで食事を作る体験をしてみようというものです。営業小屋のない山域にも行けるよう、レベルアップを図る内容となっています。
 募集人数は15人程度、募集期間は8月1日から9月15日までです。その他詳細は下記の募集要項をご覧ください。

                「秋山教室募集要項」


2016.8.4
富士山避難ルートマップ


 標記のマップが発表されたので紹介します。これは、静岡県と山梨県の関係部局が作成したもので、富士山で想定される様々な噴火のパターンと、それに応じた避難のパターンがまとめられています。
 富士山の噴火については、昨年春、本岳連の主催で講演会を開催し、静岡大学の小山先生からお話ししていただきました。そのときのお話でも、、富士山の噴火については、いたずらに恐れるのではなく、その特徴を良く理解し、適切な避難方法をとることが大切だと教わりました。内容が多岐に渡るので、全体像の把握はなかなか大変ですが、ぜひ目を通しておきたいものです。
 このルートマップは、静岡県のHPで閲覧できますが、下に転載しておきます。

             「富士山避難ルートマップ」


2016.8.4
聖平高山植物保護活動


 標記の活動が7月16日から18日まで、南アルプスの聖平を中心に行われました。これは、7月8日付けでお知らせした茶臼岳での活動に続くものです。「南アルプス高山植物保護ネットワーク」が主催する行事で、今回の参加者は32名、本岳連の関係者としては、岳友ハイキングクラブから2名が参加しました。
 作業の内容は、以前から設置してある柵の補修と高山植物を株ごとに囲む小さな柵の新たな設置、それに、土砂流失を防止する作業などです。
 下の写真にあるように、柵の中にはニッコウキスゲが少しですが咲き始めていました。ずっと以前、聖平にはたくさんのニッコウキスゲが咲き競っていましたが、鹿の食害で、最近はほとんど見られなくなっていました。こうした地道な活動で、また嘗てのような大群落に成長してくれるのを期待しています。


柵の支柱となる杭を打つ



土砂流失防止作業

柵の中に咲き始めたニッコウキスゲ



2016.7.21
「ふるさとの山に登ろう」山の日記念ハイキングのお知らせ


 7月12日付けで、山の日記念式典についてお知らせ致しましたが、こちらはその一環で行われる記念ハイキングの詳しいお知らせです。内容は、前回お知らせしたとおり、下記の3企画です。実施は10 月16日で、募集は、8/11〜9/30までですが、別紙要項をご覧の上、早めにお申し込みください。

    1 宝永山と宝永火口   歩程約3時間 出発地/JR富士宮駅前
    2 大日峠と廃線小路   歩程約5時間 出発地/JR静岡駅前
    3 湖西連峰・大知波峠  歩程約5時間 出発地/天竜浜名湖鉄道知波田駅前orおちばの里親水公園


2016.7.21
南アルプス開山式


 7月16日11:00、南アルプスの登山口、畑薙第1ダムサイトで、今年も南アルプスの夏山開山式が開かれました。この行事は、井川観光協会と井川山岳会が主催して毎年行っているものです。式典には、山岳関係者200名ほどが参加し、本岳連からも松永会長以下13名が参加致しました。
 当日は、比較的過ごしやすい日でしたが、夏の日ざしのもと、登山の安全を祈る神事が執り行われました。そのあと、毎年恒例のアルペンホルンの吹奏が行われましたが、今年はいつもの井川小学校の児童に加えて、中学生も参加しました。
 いよいよ夏山シーズンの開幕です。この日の登山者は、ざっと見積もって400〜500人くらいいたようです。このあと、8月下旬まで、ダム下流の臨時駐車場前に登山相談所が設けられ、登山者からの相談や指導に当たります。今年も、事故のないすばらしい夏山になることを祈っています。




2016.7.12
8.11「山の日」記念行事のお知らせ


 今年から、8月11日が新しい国民の祝日「山の日」になりました。本岳連を含む県内の山岳4団体(静岡市山岳連盟、静岡県山岳連盟、日本山岳会静岡支部、静岡県勤労者山岳連盟)では、これを記念して、合同の実行委員会を作り、下記の行事を企画致しました。皆様、ふるってご参加ください。
 「山の日」の意義は、国民の皆様が日本の山々のすばらしさや豊かな恵みを理解し、それらを享受することで、日々の生活をより満ち足りたものにしていくことにあると考えています。下記の諸行事には、山の好きな人々だけでなく、これまで山に興味や縁のなかった方々にもぜひ足を運んで頂きたいと思っています。

・記念講演会 8月11日(木)13:00〜16:40  静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホール 静岡市駿河区馬淵1-17-1 п@054-255-8440 入場無料

         「高くなっていく南アルプス」 松島伸幸氏 (伊那谷自然友の会常任委員)
         「山での病気とケガ」     野口いづみ氏(日本登山医学学会理事)

・静岡県の山々写真展 8月11日(木)10:30〜16:00  静岡県男女共同参画センター「あざれあ」小ホール 入場無料

         
         県内山岳4団体の会員が撮影した、静岡県の山々四季折々の姿が紹介されます。

・「ふるさとの山に登ろう」ー「山の日」記念ハイキングー  

         
         ふるさと静岡の山に親しんでいただくため、10月16日に下記3種類の記念ハイキングを実施致します。どなたでも参加できます。
             1 宝永山と宝永火口   歩程約3時間 出発地/JR富士宮駅前
             2 大日峠と廃線小路   歩程約5時間 出発地/JR静岡駅前
             3 湖西連峰・大知波峠  歩程約5時間 出発地/天竜浜名湖鉄道知波田駅前orおちばの里親水公園

  ※記念行事の詳細については、別紙パンフレット1別紙パンフレット2をご覧ください。

2016.7.8
イベントのお知らせ「チョウタリと江戸太神楽」ー日本・ネパール国交樹立60周年記念事業ー


 標記の催しが、7月17日(日)13:00、静岡市葵区の静岡市民文化会館中ホールで開かれます。この催しは、焼津市に住むネパール人のナレス・マハラジャンさんが企画したもので、ネパールと日本の音楽や舞踊が共演するという珍しいものです。
 記憶に新しい所ですが、ネパールは昨年4月の大地震で大きな被害を受けました。その際、マハラジャンさんは静岡市内でネパール支援の募金活動を行い、集まった義援金を被災地に届けました。予想以上の義援金が集まり、静岡の人々の親切が身にしみたそうです。その後も、日本とネパールを行き来し、故郷の町の復興のために活動しています。
 今回のイベントは、そんな静岡の人々にぜひお礼をしたいという気持ちから企画したものだそうです。
 当日は、ネパール人兄弟、パンチャラマ、サラバンラマさん達による横笛と太鼓の演奏に、日本の江戸太神楽の演奏・演技がセットされて披露されます。
 入場無料、事前申し込みも不要です。詳細を別紙でご確認の上、みなさんぜひお出かけください。

                 別紙1  別紙2

2016.7.8
茶臼岳高山植物保護活動


 6月11、12日、南アルプスの茶臼岳で標記の活動が行われ、市岳連のメンバーも参加いたしました。この活動は、静岡県が主体となって組織した「南アルプス高山植物保護ボランティアネットワーク」が主催して、毎年何回か行っているもので、今回は今年度の第1回となります。
 活動の主な内容は、鹿による高山植物の食害を防ぐための柵の設置と維持管理です。今回は、10名が参加し、茶臼小屋の北側斜面と南側斜面に設置してある防鹿柵の整備を行いました。防鹿柵は、冬季、雪の重みで破損しないように、はずしてあります。雪が消えると、一斉に高山植物の芽吹きが始まります。その前にということで、防鹿柵を再び設置しました。
 柵に使うポールとネットは、はずした状態で現地においてあったので、今回の作業は比較的スムーズに済みました。
 今年は雪解けが早く、茶臼小屋周辺では、バイケイソウやギョウジャニンニクの芽吹きが若々しいみどりを見せていました。今年の夏も、きっと美しい花を咲かせてくれると思います。
 作業終了後、仁田岳方面の木道や、その他周辺登山道の状態に問題がないかどうか調べながら下山してきました。


冬の間はずされていた防鹿柵

再びポールをたてる

たてたポールにネットを張る
<
ミヤマバイケイソウが芽吹き始めていた




2016.5.17
市岳連主催「スマホGPSアプリ講習会」開催


 5月15日、静岡市葵区の静岡市北部生涯学習センターにおいて、標記の講習会が開かれました。GPSは現在位置確認や歩いたコースの確認に威力を発揮しますが、専用の機器はなかなか高価なものです。しかし、誰もが普通に持っているスマートフォンに必要なアプリを入れることで、専用機器と同様の機能を利用することができます。ただ、そのアプリをダウンロードしても、そこから先の使用法がわからず、苦労している人も多いようです。
 今回の講習会は、そのアプリを使いこなすためのもので、年間数回のシリーズになっているうち、今回が1回目でした。今回は、座学のあと、会場近くの賤機山に登って実習を行いました。こうした機能をマスターすることで、道迷い遭難の防止につないでいけたらと思います。
 講習内容の詳細については、別紙をご覧ください。


プロジェクターにスマホの画面を投影しての座学
<
会場近くの賤機山での実習

今回の実習に使ったコース



2016.5.2
講演会安全な登山のための基礎知識〜山岳医が伝える山の病気と対処法〜」のお知らせ


 標記の講演会が、5月30日13:30〜15:30、富士市文化会館「ロゼシアター」(小ホール)で開かれます。これは富士市、富士宮市他が主催するもので、講師は、国際山岳医の大城和恵先生です。
 大城先生は日本人で初めて国際山岳医の資格を取得された方で、三浦雄一郎氏のエベレスト登頂隊の医療サポートを担当されました。また、ご自身もヒマラヤやアルプスの高峰登山の経験を多く持っています。
 参加料金は無料で、事前の申し込みも必要ありません。詳細を別紙でご確認の上、多数ご参加ください。


2016.4.28
市岳連主催「スマホGPSアプリ講習会」(岳連部内行事)のお知らせ


 標記講習会のお知らせです。GPSは高価な機器ですが、多くの人が使っているスマートフォンにも、GPSの機能が付属しており、必要なアプリを入れることで、現在位置確認や、行動記録の軌跡を地図に落とすことができます。ただ、アプリを入れても、そこから先がなかなか進めないという話が良く聞かれます。本講習会は、そんな人たちのために開くもので、遭難対策等にも大きな力を発揮するものと思われます。
 講習は、何回かに渡って、年間を通じて行いますが、第1回が下記のとおり開かれます。詳細を別紙でご確認の上、希望者は市山岳連盟事務局までお申し込みください。
 
 日   時 5/15(日) 10:00〜15:00
 場   所 静岡市北部生涯学習センター
 募集人数 30名程度(市山岳連盟所属の各山岳会から2名ずつ)
 問い合わせ先 静岡踏岳会事務局  пEFAX 054-209-5660 E-mail:tougaku.shizuoka@gmail.com
 申し込み先   静岡市山岳連盟事務局  054-347-2575 FAX 054-347-3707 E-mail:kikuji@mochizukiname.co.jp
 なお、この講習会は部内行事のため、申し訳ありませんが、市山岳連盟所属山岳会の会員以外の方は参加できません。


2016.4.23
県山岳連盟主催「夏山登山教室」のお知らせ


 毎年行われている夏山登山教室のお知らせです。県山岳連盟の主催で、2回4時間の学習講座と2回の実習登山がセットになっていて、全部を通して受講することで、夏山登山の基礎を学んでもらおうという企画です。
 今回のメイン山行は、北アルプスの唐松岳〜五龍岳の縦走で、7/30,31に小屋泊まりの1泊2日で行われます。募集期間は5/15〜6/16の1ヶ月間で、募集定員は15名です。申し込みが受領されると、気象や読図、歩行技術などの学習講座と日帰りの実習登山(7/10 安倍奥山伏岳)を経て、メインの3000m級へつながっていきます。
 連れて行かれるだけのツァー登山に物足りなさや不安を感じている方は、ぜひこの講座で登山の基礎を学んでください。なお、詳細と申し込みについては、別紙をご覧ください
                     別紙 28年度夏山登山教室募集要項
 

      戻る